アットプレス
  • 宮崎県椎葉村(しいばそん)の棚田で育った米を使い、このたび地域初となる純米酒「仙人の棚田」が完成しました。本商品は2025年8月1日(金)より順次販売開始予定です。日本三大秘境のひとつであり、2015年に世界農業遺産(GIAHS)に登録された椎葉村からの、“受け継がれてきた棚田の営み”を次代へつなぐ地域発の挑戦を酒というかたちで表現したプロジェクトとなります。

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    仙人の棚田の純米酒

    この酒づくりには、椎葉村の棚田で育てたヒノヒカリ約900kgを使用し、初年度は1,600本限定で製造。企画・プロデュースは地域菓子製造の株式会社菓te-ri(カテーリ)、製造は延岡市の老舗・千徳酒造株式会社と共同で行いました。

    ■背景:棚田を“守る”から、“活かす”へ
    椎葉村の棚田は、山の急斜面に石を積み、水を引き、先人たちが築き上げた人と自然の知恵の結晶です。しかし近年は、人口減少や高齢化により耕作の継続が難しくなる地域もあり、「棚田の景観を保ち、耕作地としても維持する仕組みが必要だ」という思いからこのプロジェクトは生まれました。

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