千葉西総合病院(所在地:千葉県松戸市金ケ作、病院長:三角 和雄)は、このたび国内初となる最新鋭の手術支援ロボット「ダビンチ5(daVinci5)」を活用した心臓手術(僧帽弁形成術および大動脈弁置換術)の実施に成功いたしました。

ダビンチ5(システム全体)
■背景:心臓手術の課題とロボット支援手術への期待
これまで心臓手術の多くは、胸骨を大きく切開する開胸手術が主流でした。しかし、この方法は患者さんの身体的負担が大きく、術後の回復に時間がかかるという課題がありました。
この課題を解決するため、MICS(低侵襲心臓手術)と呼ばれる、切開創の小さい(5cm程度)もしくは人工心肺を使わない、身体的負担の少ない心臓手術が開発されました。さらに2018年の保険収載を契機に手術支援ロボット「ダビンチ」を用いる手術が心臓分野でも実施されるようになりました。ロボットによる心臓手術は従来型のMICSに対して、より低侵襲で正確かつ安全な手術を実現しました。
このたび導入した「ダビンチ5」は最新世代の手術支援ロボットで、高精細で拡大表示も可能な3Dハイビジョン画像と、手ブレの排除、広い可動域を持つ鉗子、力覚フィードバック機能が特徴です。これにより医師はより安全に正確で繊細な手術操作が可能となります。
なお「ダビンチ5」は2025年7月に国内導入が開始された米インテュイティブサージカル社製の第5世代目にあたる手術支援ロボットです。当院は国内最初期導入施設全7施設のうちの1つとなります。国内最初期導入施設でロボットによる心臓手術が実施可能な施設として認定を受けているのは当院千葉西総合病院と九州の1施設のみとなっています。

ダビンチ5(システム全体)
■背景:心臓手術の課題とロボット支援手術への期待
これまで心臓手術の多くは、胸骨を大きく切開する開胸手術が主流でした。しかし、この方法は患者さんの身体的負担が大きく、術後の回復に時間がかかるという課題がありました。
この課題を解決するため、MICS(低侵襲心臓手術)と呼ばれる、切開創の小さい(5cm程度)もしくは人工心肺を使わない、身体的負担の少ない心臓手術が開発されました。さらに2018年の保険収載を契機に手術支援ロボット「ダビンチ」を用いる手術が心臓分野でも実施されるようになりました。ロボットによる心臓手術は従来型のMICSに対して、より低侵襲で正確かつ安全な手術を実現しました。
このたび導入した「ダビンチ5」は最新世代の手術支援ロボットで、高精細で拡大表示も可能な3Dハイビジョン画像と、手ブレの排除、広い可動域を持つ鉗子、力覚フィードバック機能が特徴です。これにより医師はより安全に正確で繊細な手術操作が可能となります。
なお「ダビンチ5」は2025年7月に国内導入が開始された米インテュイティブサージカル社製の第5世代目にあたる手術支援ロボットです。当院は国内最初期導入施設全7施設のうちの1つとなります。国内最初期導入施設でロボットによる心臓手術が実施可能な施設として認定を受けているのは当院千葉西総合病院と九州の1施設のみとなっています。