アットプレス
  • 株式会社イントラマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:中山 義人、以下、イントラマート社)は、AIによるシステム開発の自動化が進展する中、AIに安心して実装を任せるための新たな開発メソドロジー「AI-Trusted Spec method」の策定を進めています。本メソドロジーは、従来の人間による実装を前提とした仕様策定から、AIによる実装を前提とした仕様策定への転換を支援するものです。

    AIが仕様を直接解釈してプログラムを生成する開発では、仕様の曖昧さや不足が、そのまま実装の誤りや手戻りにつながる可能性があります。こうした課題に対し、本メソドロジーでは、決定事項と未決事項の明確化、意思決定の根拠の記録、要求から実装までのトレーサビリティを重視した「Trusted Spec(信頼できる仕様)」を定義します。さらに、AIと人間が協働する4つのステップを通じて、仕様の品質を段階的に高めることで、AIによる実装の信頼性向上と、システム開発における手戻りの削減、生産性の向上を目指します。

    【背景】AIによる実装の自動化が、仕様の重要性を変える
    生成AIの進化により、システム開発におけるプログラミング実装の自動化が急速に進んでいます。今後は、人間が詳細なプログラムを記述する開発から、AIが仕様を解釈してプログラムを生成する「AI仕様駆動開発」への移行が進むと考えられます。
    一方、大規模システム開発(SI)の現場では、AIが生成したコードの顧客要件への適合確認や、品質確保のための検証に多くの工数を要するという課題が残されています。その要因の一つが、要件定義や設計段階における仕様の曖昧さや不足です。

    従来のシステム開発では、仕様に不明確な部分があっても、開発者が業務知識や経験をもとに解釈し、必要に応じて関係者に確認しながら実装を進めてきました。しかし、AIによる実装では、仕様に明示されていない内容をAIが推測して補完する場合があります。その結果、生成されたプログラムが技術的には正しく動作していても、顧客の本来の業務要求とは異なるものになる可能性があります。つまり、AIによる実装の自動化が進むほど、開発の起点となる仕様そのものの品質が、システム全体の品質と生産性を左右する重要な要素となります。

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